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ActiveXコントロールについて

少し古い技術ですが、企業システムではまだActiveXコントロール(※1)が使われていますし、
新たに開発されることもあります。


ActiveXを使うシステムはどこかデコボコ感があるともいわれますが、
企業システムにおいては、あらたなシステムを作るよりも、
いかに過去のソフトウェア資産を有効活用するかが大切です。
(いうまでもなく、企業に大切なのはシステムの変革ではなく、ビジネスの変革・・・)


そんなニーズを反映してでしょうか、現在においてもActiveXをつかって
ブラウザベースのシステムとそうでないシステムの連動を図ったり、
本来ブラウザで行うべき範囲を超えて特殊機能を実装することが多いようです。


ところでWindows VistaではActiveXの動作が大幅に制限されます。
今後のActiveXのメンテナンスはWindows Vista対応が肝になりそうです。


※1:ActiveXコントロール
 HTMLのOBJECTタグで指定されてIE上で動作するプログラム。
 Webサーバーから自動ダウンロードが可能で、ブラウザの制約を超えて
 OSネイティブのコードを実行することができる。

 応用例:
  ・ローカルの特定ファイルを読み取って送信する。
  ・ブラウザの操作で、ローカルPCのプログラムを実行する。

   つまり、スタンドアロンのプログラムでできたことをブラウザベースのシステムで
   行うことができます。


 補足:
  ブラウザがActiveXコントロールをダウンロードするとき、
  実行するかどうかの問い合わせを示すメッセージが表示されます。
  出所のわからないActiveXは実行しないのがセオリーです。



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 コンポーネントデザインはActiveXコントロールの開発を請け負います。
 他社ベンダー開発のメンテナンスも可能です。
 使用ライブラリはMFC,ATLの両タイプに対応可能です。
 マルチスレッドやプロセス間通信を駆使した設計についてもご相談ください。

プロフィール

山口達雄
山口達雄

SIerの社長ブログへようこそ。大規模システム開発のプロマネから、OSネイティブなプログラミングまでこなす現役エンジニアです。

SIerとは:「エスアイヤー」と読みます。情報システム開発において、コンサルティングから設計・開発・保守まで一貫したサービスを個別企業のお客様に提供する会社のことです。


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