システム開発では、ミスの発見が早ければ早いほど少ない労力で
リカバリすることができます。
たとえば、設計のミスはその時にわかれば修正するだけですが、
プログラムを組んだ後では、プログラムを直す必要がありますし、
システムテスト中であれば、設計書の修正、プログラムの修正だけではなく、
テスト仕様書から見直す必要がでてきます。
ところで、最近実施したプロジェクトで、対応範囲の漏れという
大きなミスがありました。
しかも発見したのはテストの終盤です。
開発チームを拡大して、数日間ほどリカバリ作業を続けて、
先日キャッチアップが終わりました。
幸いなことに、全体スケジュールへの影響は回避することができました。
間違いが発覚した時に、その状況を説明しただけで、自発的にリカバリに
参加してくれたチーム全員に感謝の気持ちでいっぱいです。
信じることができた数日間でした。