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プロジェクトマネージメントのポイント<後編>

昨日の続きです。

2つめ:スケジュールは短期リカバリ時を除き、常に適正に組む


どんなに品質を数値管理しても、無理なプロジェクトでは品質確保が
おろそかになりがちです。
品質が確保できないとテストと修正に必要以上の時間投入が必要となり、
場合によってはスケジュールの安定性が損なわれます。


スケジュールを常に適正に組み、これを高い頻度で見直すことで、
品質とスケジュールのより確実な確保が可能になってきます。

稼働が高いプロジェクトは、プロジェクト運用の力量がまだまだです。


稼働が高い状態でも、管理面の強化で乗り切るテクニックは存在します。
でも、適正に進めるプロジェクトに勝ることはありません。

当社のスケジュール管理はかなりの頻度でチェックと見直しを行います。
もともとブレが出やすい仕事であることをきちんと認識して、
その対策に時間を割くことは正しいことだと思っています。


お客様の要望や、設計やプログラミングのミス、過去に開発したシステムの
保守、スケジュールを狂わせる要因はたくさんあります。
発生する様々な要因に対してどう対応していくかをシビアにかつ前向きに
処理する素晴らしい集団になりたいと思います。


スケジュールの見直しは無理をしてでも実施。
そして無理をしない適正なスケジュールを設定。
それが必要なのだと思います。

少々極端に聞こえると思いますが、
「スケジュール変更は徹夜で。実行は定時で。」は私が良く使う表現です。
※実際にスケジュール変更のために徹夜したことはありませんけど。


ところで・・・
2日間にわたって、いつも実践していることを書いたのですが、
本当に必要なのは団結力ですね。(6/1のブログ参照)
今回は私が勉強しました。

プロフィール

山口達雄
山口達雄

SIerの社長ブログへようこそ。大規模システム開発のプロマネから、OSネイティブなプログラミングまでこなす現役エンジニアです。

SIerとは:「エスアイヤー」と読みます。情報システム開発において、コンサルティングから設計・開発・保守まで一貫したサービスを個別企業のお客様に提供する会社のことです。


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