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コロナ禍のシステム開発

コロナ禍、一時的に一部の売り上げが下がったものの、現在は受注状況も開発実行も問題はなく、無事に事業を運営できています。ただ、3月末に導入したテレワークは現在も継続中でオフィスはガランとしています。

技術の会社だから当然なのですが、テレワーク移行のテクニカル面は容易でした。ソース管理はもともとクラウド上に設置したGitを利用していたので何もすることがなく、社内のファイルサーバーは、適切にセキュリティ設定を行ったクラウドストレージに移行。社員間で共有・更新するタイプのファイルはGoogleスプレッドシートを使っています。

逆に危惧したのはコミュニケーション面。いまのところは社員の協力で良好な状態を保っています。選択したテレワークのコミュニケーション方法はWeb会議とメールのみ。コミュニケーションが偏らないように、メールは本文に宛先を書いてプロジェクトチーム全員宛に送るルール。

少々変わっていると思うのですが、社内連絡の電話は原則禁止にしました。Web会議を使って情報の共有を図っています。

さて、このタイミングで求人をやります。数ヵ月後に展開する新しいプロダクトには、新たな力が必要なのです。社会全体の景気を考えると時期尚早なのでしょうが、雇用は微力ながらも当社ができる社会貢献。コロナ禍で求人数は減少し、求職者数は増加しているので、普段は出会えない方と出会えるのではないかと、実は少し期待しています。

面接はオンラインを基本にしますが、最終面接は直接お会いしようと思います。できることはやっておこうと会議室の会議テーブルに飛沫感染対策用の透明アクリルパーティションを設置しました。サイズは少し大きめの横600mm、縦700mm。写真のとおり2枚並べました。TV番組で知ったのですが、飛沫感染対策のアクリルパーティションは、高さが大事なのだそうです。

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プロフィール

山口達雄
山口達雄

SIerの社長ブログへようこそ。大規模システム開発のプロマネから、OSネイティブなプログラミングまでこなす現役エンジニアです。

SIerとは:「エスアイヤー」と読みます。情報システム開発において、コンサルティングから設計・開発・保守まで一貫したサービスを個別企業のお客様に提供する会社のことです。


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